エンジニアというと、高度な技術や知識が必要で、未経験から転職するのはなかなか難しそうなイメージがありませんか?しかし、実はそんなことはありません。未経験からのスタートでも、現場での経験を積みながら成長していける仕事の一つに「配管エンジニア」があります。配管エンジニアとは、給水管や排水管、ガス管などのライフラインを整備する重要な業務を担当する専門家です。この仕事は、上下水道やガスに関わる責任重大な役割を果たすことから、やりがいを感じられます。配管エンジニアの仕事は、一人前の職人になるのが難しそうと思う人もいるかもしれません。そこで今回は、配管エンジニアの仕事に興味を持つ皆さんに向けて、仕事内容やキャリアパス、キャリアアップにつながる資格などを詳しく紹介します。
■そもそも配管エンジニアって?仕事内容と活躍できる現場について
配管エンジニアとは、その名の通り配管に関わる仕事を担当する専門家です。配管エンジニアというと男性のイメージがありますが、最近では女性の配管エンジニアも増えています。
配管エンジニアの仕事は、一般家庭の給排水管やガス管、さらには空調設備やダクト、衛生設備などの設置、点検、修理、交換、撤去など、配管に関わるあらゆる作業です。その活躍の場は、住宅だけでなく、オフィスビル、商業施設、工場、病院など、あらゆる建物に広がっています。
仕事内容が、建物の種類や規模によって異なる場合もあるため、多様な知識やスキルが必要です。配管エンジニアの仕事を大きく分けると、以下の3つです。
・設置工事
新築やリフォームの際に、配管設備の設計や施工を行います。給排水管やガス管、空調設備、ダクト、衛生設備などの配管を、図面に沿って正確に設置します。
・保守点検
既存の配管設備の定期的なメンテナンスや清掃を行います。配管の劣化や漏水、詰まりなどの状態を確認し、必要に応じて修理や交換を行います。
・故障対応
配管設備に何らかの故障が発生した際に、迅速に対応します。 配管の破損や漏水、ガス漏れなどの緊急事態に対処し、安全に復旧させます。
■配管エンジニアのキャリアプランはこんな感じ
配管エンジニアとしてのキャリアは、入社から数年をかけて着実にスキルを磨き、成長していく過程があるため、未経験からのチャレンジでも心配いりません。一般的には、以下のようなステップを踏んでスキルアップしていきます。
【入社1~2年】
入社1~2年目では、先輩社員に同行しながら、さまざまな現場での経験を積む期間です。ここでは、基本的なマナーや技術を習得し、配管工事に必要な基本的な知識やスキルを身につけます。具体的には、住宅設備の水の流れる仕組みや、必要な作業道具の名前など、基本から一つずつ学んでいきます。見習いとしての立場ではありますが、しっかりと仕事をこなすために必要なことは多岐にわたります。先輩や上司からの指導やアドバイスを積極的に受けながら、経験を積むことが重要です。また、この段階では一人での現場担当はありませんので、安心して成長することができます。
【入社2〜3年】
入社2〜3年目には、現場の仕事に徐々に慣れてきます。難易度が高くない施工現場から徐々に任せるので、経験や技術力を蓄えていただく時期です。この段階では、配管エンジニアとして、丁寧で正確な仕事を心がけること、仕事に対する自信や責任感を持てることが大切な時期です。また、現場でのトラブルや問題に対処する能力も自然と身につけられるので、少しずつ難易度の高い施工現場にも挑戦することができます。さまざまな規模の現場経験を通じて、自身のスキルを磨き、チームの一員としてより大きな役割を果たすことが期待されます。
【入社3〜5年】
入社3〜5年目には、独り立ちできるレベルに達し、現場管理業務を担当します。現場管理とは、作業がスムーズに進むように、段取りをして指示を出すことや、現場での安全管理や品質管理を行うとても大切な役割です。この段階では、配管エンジニアとしてのリーダーシップやコミュニケーション能力も求められます。これまで培った経験によって、現場の状況や進捗を把握し、お客様や社内、協力業者との連携を円滑に行うことができるようになっています。
責任を伴いますが、それだけにこれまで以上のやりがいが感じられ、また、現場管理業務を通して、配管エンジニアとしてのスキルや知識をさらに高めていきます。
現場管理業務に慣れてきた入社5年以上では、さらにレベルアップした仕事に挑戦していきます。例えば、大規模な現場の管理や、新人や後輩の教育や育成などが考えられるでしょう。
■着実に実力をつけながら、資格取得!役立つ資格を紹介します。
配管エンジニアとしての長期的なキャリアを考えた時、資格取得が大きな目標となります。
配管業界では、さまざまな資格が存在し、それぞれに特化した技術や知識が求められます。資格を取得することで、自分のスキルを証明するだけでなく、より高度な仕事に挑戦できます。配管エンジニアの仕事の幅を広げられる代表的な資格を4つ紹介します。
1. 給水装置工事主任技術者
給水装置工事主任技術者の資格は、給水装置の設計、施工、保守に関する高度な技術と知識を持つことを証明できる国家資格です。この資格を取得すると、給水工事の現場で主任技術者としての役割を果たすことができます。
主任技術者の役割は、工事の品質や安全性を確保するため、工事の計画や指示、監督、検査などを行うことです。3年以上の給水工事に関する実務経験が必要なので、現場での経験を積みながら試験対策ができます。
2. 排水設備工事責任技術者
排水設備工事責任技術者の資格は、下水道の設計、建設、及び保守に関する専門知識を持つことを証明できます。この資格を取得すると、排水設備の新設やメンテナンスなどの工事に関する技術上の管理や作業員への指導など現場の責任者として活躍できます。
責任技術者の役割は、工事の品質や安全性を確保するために、工事の計画や指示、監督、検査などを行うことです。最終学歴によっては一定の実務経験が必要なので、現場での経験をふまえて試験対策ができます。
3. 管工事施工管理技士
管工事施工管理技士の資格は、配水管や排水管の工事を管理するためのスキルを証明できる国家資格です。管工事施工管理技士になるには、まず「管工事施工管理技士技術検定」に合格する必要があります
管工事施工管理技士は、工事の品質や安全性を確保するために、工事の計画や指示、監督、検査などを行います。管工事施工管理技士の資格試験を受験するには、管工事の実務経験が必要です。
これらの資格を取得することで、配管エンジニアとしてのスキルや専門知識をさらに高め自身のキャリアや収入を大きく変えていくことも充分に可能です。巽工業所ではそんな前向きに努力できる方を全力で応援するため、資格取得支援制度や取得した資格に応じて資格手当も充実しております。「手に職をつけたい」「一生モノのスキルが欲しい」「安定した環境で働きたい」など、転職先を選択する理由はさまざまあるかと思いますが、是非前向きな希望を持って巽工業所で一緒に成長していきましょう!
■株式会社 巽(たつみ)工業所では、共に働く仲間を募集中!
株式会社 巽(たつみ)工業所では、水道工事や空調設備に興味がある新卒・未経験者の方から、知識や技術をさらに磨きたい経験者の方まで、幅広く一緒に働く仲間を募集しています!
巽工業はこんなところ
・企業理念
全従業員の幸福を追求し、人々の生活に欠かせないものを扱う誇りと責任を持つ全従業員のため、お客様のため、街の活性化のため、知識と経験、技術をもって永続的に進んでいきます。
・経営方針
1、 全従業員が幸福を実感できる企業であること。
2、 社会のインフラを整備するという社会的使命と責任を持った企業であること。
3、 あらゆるステークホルダーに責任を果たし、事業活動を継続、発展させる企業であること。
・豊富な資格手当で成長を支援!
従業員の頑張りや努力には全力で応えていきます。一緒に巽工業所で成長していきましょう!
先ほど紹介した以外にも、管工事に関する資格は多岐にわたります。
1級管工事及び土木施工管理技士…月額30,000円
2級管工事及び土木施工管理技士…月額20,000円
1級配管技能士………………………月額20,000円
2級配管技能士………………………月額10,000円
消防設備士(甲種、乙種)……………月額20,000円
求人詳細はコチラ
■まとめ
配管エンジニアとして働く場合の仕事内容や入社後のキャリアプラン、関連資格について紹介しました。配管エンジニアとしての仕事は、お客様の快適な暮らしを支えるやりがいのある仕事です。当社では、配管エンジニアとしてのスキルや資格を取得するためのサポートや、キャリアチェンジの機会を提供しています。あなたも、配管エンジニアとしてのキャリアを築いてみませんか?
巽工業所では資格支援制度や独立支援制度を整えています。ボーナスは通常の会社よりも多く、年3回支給されるので、がっつり稼ぎたい方にもぴったりです。また、ベテランによる丁寧な指導で、他社よりも早く技術を身につけることができます。
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