皆さん、こんにちは。秋田県大館市を拠点に水道施設工事業、管工事業、土木工事などを手掛けている株式会社巽工業所です。
土木施工管理技士は、道路や河川など土木に関わる工事を通して人々のライフラインを支えています。
弊社でおこなっている水道工事に関しても、水道管の本管敷設工事の際におこなう掘削など、水道工事と土木工事は切っても切れない密接な関係にあります。
今回は、そんな土木施工管理技士の仕事内容を詳しく解説していきます。
■土木施工管理技士の仕事内容とは?
土木施工管理技士の仕事内容は、道路や橋、トンネル、河川等の土木工事においての施工計画を作成し、現場で様々な作業工程の管理、安全や品質、コストの管理する仕事を行います。
また、施工計画、工程管理以外にも、用地の確保から役所への手続き、書類の処理、周辺住民への説明など、業務内容は多岐にわたりますが、需要の高い仕事です。土木工事といっても様々な工事内容があり、
・河川工事
・道路工事
・橋梁工事
・海岸工事
・トンネル工事
・上下水道工事
・土地区画整理工事
・ダム工事
・空港建設工事
・災害時の復旧工事
などが挙げられます。これらの現場には、土木施工管理技士が主任技術者や監理技術者として従事することとなります。
資格を持たなくてもこれらの工事に従事すること可能ですが、責任者として全体を管理する責任者として従事できる土木施工管理技士は、土木建築業界の第一線で活躍できる資格であり、業界での需要は常に高い仕事であると言えます。
また、キャリアアップを目指される方であれば資格取得は今後のキャリア形成において重要なポイントとなってくるでしょう。
土木施工管理技士の資格には1級と2級があります。
1級は制限なくあらゆる工事を扱うことが可能です。2級の場合、4,500万円までの工事を扱えます。
ただし、土木施工管理技士の1級の取得には、最低でも3年の経験が必要となります。
■土木施工管理技士という仕事のやりがい
ここからは、施工管理技士という仕事のやりがいについてご紹介します。
・達成感を得られる
土木施工管理技士の仕事の魅力はなんといっても、施工が完了したときに大きな達成感を味わえるという点です。
自分が担当した建築物を1から管理し、長い施工期間を終えたときの達成感は格別です。
工期との戦いを終えれば、一気に緊張が解けて開放的な気持ちにひたれます。
・社会の役に立つ仕事ができる
土木施工管理技士は社会の役に立つ建物を造る仕事です。
仕事が建築物として残るため、社会への貢献を目で確認できます。
造った建築物は地図に載り、人々が何十年も利用し続けることになります。
ときには、造った建物がマスメディアに取り上げられたり、ドラマや映画のロケ地になったりするかもしれません。
苦労して建てた建築物が実際に使われている様子を見るのは、土木施工管理技士にとってこれ以上ない喜びです。
・スキルアップできる
法律上は、無資格でも施工管理の仕事をすることが可能です。
とはいえ、多くの知識を身につけ資格を取得すれば、仕事の幅は大きく広がります。
資格を取得してスキルアップすれば報酬額がアップするのも嬉しいところです。
十分なスキルを身につければ、独立して高い収入を得ることも可能です。
自身の裁量で仕事を行いたい方や収入を上げたい方には、土木施工管理技士の資格取得がおすすめです。
・仕事を評価してもらえる
土木施工管理技士は、工期内に設計図通りの建造物を作る必要があります。
計画通りに作業を終えれば、高い評価を得られます。成果物が目に見える上に期間も決められているため、適切な評価を受けることができます。
評価をきっかけに大きな案件を任せてもらったり昇給できたりすることも、やりがいにつながります。
・協力関係を築ける
工事現場の職人から信頼してもらえることは、施工管理のやりがいにつながります。
現場にはフレンドリーな職人だけでなく、昔かたぎな厳しい職人もいます。こういったさまざまなタイプの職人に信頼してもらえるのは、やはり嬉しいものです。
建築物は、施工管理だけでも職人だけでも完成せず、多くの人が協力し合って初めて完成します。
信頼できる仲間と協力関係を築けば、施工がスムーズに進みやすくなります。
・お礼の言葉をもらえる
自分が施工管理を担当した建築物の顧客に喜んでもらえることは至上の喜びです。
「最後まで諦めなくてよかった」と、完成までの苦労が吹き飛ぶような気持ちを感じられます。
土木施工管理技士は、実際に顧客と話す機会が多い仕事です。顧客からのお礼の言葉は、次の仕事へのモチベーションにもつながっていきます。
■土木施工管理技士の仕事を選ぶメリット
土木施工管理技士の仕事には以下のような数多くのメリットがあります。
・現場監督として仕事が進められる
現場監督として施工に直接携われるのは土木施工管理技士という仕事の大きなメリットの1つです。
施工管理はある程度自分の裁量で施工を進めることが可能です。
とはいえ、うまく管理ができなかった場合には施工遅れなどのトラブルも発生します。
施工管理は、自身の手腕を試される仕事にやりがいを感じる方にぴったりな仕事といえるでしょう。
・安定して仕事がある
土木施工管理技士の仕事には一定の需要があり、安定的に働き続けられます。
現在、建設業の需要は安定していますが、高齢化によって働き手は減少しています。
そのため、施工管理の需要は今後さらに高まると考えられます。
・給与が高く成果報酬もある
土木施工管理技士の給与相場は正社員で450万円以上といわれています。
資格の有無や役職、年齢によっては700万円以上の報酬を得られるケースもあります。
成果報酬型の職場なら、仕事を頑張れば頑張るだけ収入を増やせます。
成果に応じた報酬を得られる施工管理の仕事は、スキルを正当に評価してほしいとお考えの方に向いています。
・未経験でもスキルアップできる
施工管理技士という仕事は大きく以下の7種類に分けられます。
•建築施工管理技士
•電気工事施工管理技士
•建設機械施工技士
•土木施工管理技士
•管工事施工管理技士
•電気通信工事施工管理技士
•造件施工管理技士
これらの資格にはそれぞれに1級と2級が設定されています。
1級の資格を取得すれば、特定建設業の専任技術者・管理技術者になることも可能です。
施工管理の資格試験では、技術者の知識や技術が問われます。
17歳以上が受験対象となり、一定期間以上の実務経験があれば最終学歴は問われません。たとえ中卒や高卒でも、実務で経験を積めば1級施工管理技士を取得できます
つまり、施工管理の仕事をすれば誰にでも資格取得やスキルアップのチャンスがあるのです。
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・1級管工事及び土木施工管理技士 月額30,000円
・2級管工事及び土木施工管理技士 月額20,000円
・1級配管技能士 月額20,000円
・2級配管技能士 月額10,000円
・消防設備士(甲種、乙種) 月額20,000円
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●昇給1回 (4月)
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■まとめ
今回は土木施工管理技士の仕事内容ややりがいを詳しく解説してきました。
土木施工管理技士は建設の現場で進捗をトータル管理する仕事です。ときには難しい局面もありますが、自身の仕事が目に見える形で評価されるというやりがいもあります。
経験を積み、資格を取得すれば得られる報酬が高まるのもこの仕事の魅力です。稼げる仕事をお探しなら、土木施工管理技士を目指してみてはいかがでしょうか。