皆さんこんにちは!秋田県大館市を中心に水道施設工事・管工事・土木一式工事などあらゆる工事を手がけている株式会社巽工業所です。
今回は、昨今何かと話題の「震災」について解説していきたいと思います。地震の発生頻度が高まっているとメディアなどで見かけるとやはり不安になってしまいますよね。そんな訳で震災前に備えた方が良いことと大切なライフラインの復旧速度について解説していきたいと思います。
■世界で発生したマグニチュード6.0以上の地震の17.9%は日本に集中!
日本は地震大国と呼ばれるほど地震が多い国です。2011年~2020年に世界で発生したマグニチュード6.0以上の地震は1,443回でしたが、そのうち259回は日本で発生していることをご存じでしょうか。日本の国土面積は世界の0.25%程度。それにもかかわらず、マグニチュード6.0以上の地震の17.9%が日本に集中しているのです。
国内で発生した令和5年における震度1以上の地震回数は2,227回でした。平均すると、1日当たり6回程度、日本のどこかで地震が発生していることになります。気象庁が発表する地震活動のデータをまとめた震源リストには、震度0の地震も含まれますが、令和6年6月10日の震源リストをみると、地震発生場所は日本全国にわたることが分かります。
地震はいつどこで発生するか分かりません。今日明日にも巨大地震が発生するかもしれないのです。
参考:気象庁【●令和5年(2023 年)の地震活動について】
引用:気象庁 2024年6月10日の震源リスト
・地震の種類
地震には「プレート境界型地震」と「活断層型地震」の主に2つの種類があります。どのような仕組みで地震が発生するのか仕組みをみていきましょう。
<プレート境界型地震>
プレート境界型地震は、プレートが衝突し発生する地震です。地球は十数枚のプレートで覆われており、それぞれ年間数センチずつ移動しています。海のプレートが沈み込むとき、陸のプレートが引きずり込まれ、ひずみが蓄積します。そして突然陸のプレートがはね返り、地震が発生するのです。これがプレート境界型地震です。
広範囲に強い揺れを起こす巨大地震になるだけではなく、大きな津波を引き起こすこともあります。東北地方太平洋沖地震や十勝沖地震、南海地震などは、プレート境界型地震です。
プレート境界型地震は、数十年から数百年の周期で発生しています。
引用元:気象庁
<活断層型地震>
活断層型地震は、断層運動によって発生する地震のことです。断層運動にもプレート運動が影響しています。
プレート境界型地震と比較すると地震の規模は小さいのですが、震源が地表面に近いことから甚大な被害をもたらすことがあります。1995年に発生した兵庫県南部地震や2016年に発生した熊本地震は活断層型地震です。兵庫県南部地震は、1997年の阪神淡路大震災を引き起こしたといわれています。
引用元:地震本部より
■秋田県における地震の想定被害はどれくらい?
もし秋田で地震が発生した場合、どれほどの被害が生じるのでしょうか。
・想定される被害の状況
秋田地震被害想定調査(平成25年8月)による想定される被害の状況をみていきましょう。
最大震度7以上が想定されるのは、主に「天長地震」「北由利断層」「天長地震、北由利断層連動」の3つの地震です。その中で、最も被害が大きいとされる天長地震、北由利断層連動に注目します。
想定されるマグニチュードは7.8、秋田市の最大震度は7です。夏に発生した場合の全壊棟数は24,034、半壊棟数は33,495、冬に発生した場合の前回棟数は25,874、半壊棟数は36,274です。死者数は夏の日中で635名、冬の夕方は1,157名、冬の深夜は1,502名となり、冬に発生するとより被害が大きくなることが分かります。
ライフライン被害をみると、断水人口は210,790人、停電世帯は夏で107,301、冬は107,938となります。
引用元:秋田市公式サイト「秋田市で想定される地震の規模および被害の状況」より
このように、地震による影響は大きなものです。中でも、我々の生活に欠かせない「インフラ」への影響をしっかり想定し、日頃から備えておく必要があります。次項では震災時への備えとインフラの復旧速度について説明していきます。
■非常時への備えとインフラの復旧までの期間について
今度は、非常時への備えとインフラ復旧までにかかる期間についてみていきましょう。
・備えておきたい非常用品
災害に備えて非常用品を用意しておくことが大切です。
避難の際に持ち出す非常用持ち出し品として用意したいのは 水、ごはんやレトルト食品、乾パンなどの食品、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、簡易トイレ、ホイッスル、懐中電灯、アルミブランケットや防寒具、運動靴やスリッパ、軍手、救急セット、ティッシュペーパー、筆記用具、貴重品などです。
他にも、必要に応じてめがねや生理用品、紙おむつ、おしりふき、粉ミルクなどを用意しましょう。
非常持ち出し品はリュックサックに入れ、玄関、リビング、寝室など目につきやすく取り出しやすい場所に保管します。
備蓄品としては、最低3日間分の飲料水や非常食、簡易トイレ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、カセットコンロ、マッチ、ろうそく、工具セットなども用意していくといいでしょう。
・インフラはどれくらいで復旧するのか?
大地震が発生すると電気やガス、水道といったライフラインが止まります。
では、ライフラインが復旧するまでにはどれくらいの日数がかかるのでしょうか。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災では、電気が復旧するまでに2日、水道は37日、ガスは61日。2011年3月11日の東日本大震災では、電気が6日、水道は24日、ガスは34日となりました。
東京都が新たに発表した首都直下地震等による東京の被害想定では、電気は1週間後に配電線被害による停電は解消され始めます。水道やガスが復旧するまでには、1ヶ月以上の日数を要するとみられています。
引用元:「東京都防災ホームページ」より
生活に欠かせないインフラは、被害レベルによって復旧までにある程度の時間を要してしまいます。
株式会社巽工業所は、土木工事から水道施設、配管工事など皆様の生活に欠かせない「インフラ」工事を手がけています。秋田を代表する企業にも選出されました。
株式会社巽工業所では、一緒に秋田を背負い働いてくれる方を大募集しております。配管工事の厳しさや楽しさを紹介した記事もございますので、是非ご一読ください。
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水道工事や空調設備に興味がある新卒・未経験者の方、知識や技術をさらに磨きたい経験者の方たちを募集しています!
巽工業はこんなところ
・企業理念
全従業員の幸福を追求し、人々の生活に欠かせないものを扱う誇りと責任を持つ全従業員のため、お客様のため、街の活性化のため、知識と経験、技術を以って永続的に進んでいきます。
・経営方針
1、全従業員が幸福を実感できる企業であること。
2、社会のインフラを整備するという社会的使命と責任を持った企業であること。
3、あらゆるステークホルダーに責任を果たし、事業活動を継続、発展させる企業であること。
・資格手当も充実!
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1級管工事及び土木施工管理技士…月額30,000円
2級管工事及び土木施工管理技士…月額20,000円
1級配管技能士………………………月額20,000円
2級配管技能士………………………月額10,000円
消防設備士(甲種、乙種……………月額20,000円
■まとめ
株式会社巽工業所では、現在経験者の方を積極的に採用中です。ベテランによる丁寧な指導により、他社よりも早く必要な知識と技術を身につけることができます。
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