皆さんこんにちは!秋田県大館市を中心に水道施設工事・管工事・土木一式工事などあらゆる工事や施工を手がけている株式会社巽工業所です。
未経験から始めても、資格を取得することでキャリアと給与がアップしていくのが、土木の仕事の魅力です。
土木に関する資格はさまざまなものがありますが、今回はそのなかでも重要な「土木施工管理技士」の1級と2級について、何が違うのか徹底解説します。
■土木施工管理技士ってどんな資格?取得するメリットは?
◆土木施工管理技士は水道工事の必須資格
土木施工管理技士は、施工管理技士の国家資格の一つで、土木工事現場で采配を振る主任技術者や監理技術者になるために必ず必要とされる資格です。
ちなみに国家資格は、国の法律に基づいて個人の能力や知識が判定されるため、社会的信用度が高いというメリットもあるんですよ。
ちなみに似た印象を受ける資格に、建築施工管理技士というものがありますが、これは建築工事の工事現場で施工管理を行うための資格。
土木施工管理技士は、道路や水道設備、橋梁、河川、港湾などの土木工事の現場での施工管理を行います。
◆土木施工管理技士資格を取得することで得られるメリット
・土木施工管理技士のメリット その1 需要が高く給与面でも期待大
土木施工管理技士は、道路や水道設備、橋梁、トンネルなどの施工計画を作成したり、施工管理を手掛けます。土木の工事現場における責任者として重要なポジションなので、需要が高いのが特徴です。また給与などでも好待遇を受けやすくなる傾向がありますよ。
・土木施工管理技士のメリット その2 資格手当がつく
土木施工管理技士を有していると、資格手当がつく場合があります。特に1級土木施工管理技士は評価も高いので、その可能性大です。
さらに1級土木施工管理技士の資格を取得すると、昇進できる可能性も。1級土木施工管理技士は土木業界の花形のようなものであり、土木業界でキャリアアップをめざすのなら、この資格が欠かせません。
・土木施工管理技士のメリット その3 監理技術者や主任技術者になれる
監理技術者とは、4000万円以上の案件を手がける際に、配置する必要がある技術者のことです。1級土木施工管理技士の資格を取得していれば、監理技術者になることが可能です。
2級土木施工管理技士は、工事現場に必ず置かなければならない主任技術者になることが可能です。1級・2級問わず、土木施工管理技士は建設現場で必要不可欠な技術者。資格をもっていると、こなせる仕事の幅も広がるので、取得することをおすすめします。
■土木施工管理技士、1級・2級の違いは?
では具体的に、土木施工管理技士の1級と2級は、何がどのように違うのでしょう?
大きくは、「施工管理できる現場の規模や範囲の違い」「受験資格の違い」に分けられます。
・施工管理ができる範囲の違い
1級は土木工事に関するすべての分野で、監理技術者や主任技術者として施工管理に携わることが可能です。
対して2級は、「土木」「薬液注入」「構造物塗装」の3つの分野に分かれています。取得した分野において、主任技術者として施工管理に携わることができます。
すなわち1級を取得するほうが幅広い分野で施工管理をこなすことができます。
もちろん2級でも、3つの分野に関して資格を取得すれば1級と同じく、全般的に施工管理を行えます。ただし2級ではすべてを取得するよりも、どれか1つの分野の資格を取得したうえで、1級をめざすコースを選ぶのが一般的です。
・受験資格の違い
施工管理技士の受験資格には、一定期間の実務経験が求められます。
実務経験の期間は学歴によって次のように決められています。
ちなみに、指定学科は国土交通省令で定められた学科で、試験を主催する全国建設研修センターのホームページで確認することができます。土木施工管理技士の場合は、土木工学学科をチェックしましょう。
ところで2級を取得してから1級を取得する最短コースとはどのようなものなのでしょう。それは監理技術者の指導を受けた実務経験が、2年以上を含む3年以上の実務経験というもの。ここでようやく1級の受験資格を満たすので、一朝一夕に取れる資格でないことが分かります。だからこそ1級には価値があるのです。
・施工管理できる現場の違い
土木施工管理技士2級の場合は、主任技術者として現場で采配を振ることができます。
対して1級は、主任技術者だけでなく、監理技術者にもなれるという違いがあります。
監理技術者は、主任技術者を配置しなければならない建築工事において「工事を施工するために締結した請負金額の合計が4000万円(建築一式工事の場合は6000万円)以上の工事現場」において、配置される技術者です。
したがって会社としては、1級土木施工管理技士がいると、4000万円以上の案件を受けられるということになります。
会社にとっても大きなメリットになるのが、1級土木施工管理技士が尊ばれる理由です。
■土木工事の受注金額は年々増加! 今後ますますの伸びが予想されています
国土交通省が発表した令和6年10月分の建設工事受注動態統計調査報告によると、受注総額は1兆5846億円。 なんと前年同月比にして44.6%増という、右肩上がりの数字です。
民間工事は、1兆1841億円で前年同月比43.3%増加という好調ぶり。工事種別では、建築、土木ともに増加していることが示されました。
また公共工事は総額2733億円で、こちらも前年同月比24.4%増加しており、工事種別でも建築、土木の躍進が伝えられています。
民間・公共いずれにしても、さらなる伸びが期待できることでしょう。
ではこんな好調な土木業界では、どんな人材が求められ、どのようなメリットがあるのでしょう?
・人手不足だからこそキャリアアップのチャンス
ニーズの高まりに反して、土木業界は慢性的な人手不足。特に技術者の高齢化は深刻で、若い世代の参入が求められています。
人手不足だからこそ、これからの業界を担う若い人材が求められており、やる気がある若手は重宝されることでしょう。
・特に巽工業所が得意とする水道工事は今後増える見通し
現在は都市開発も盛んで、多くの公共施設のプロジェクトが動いており、これから建設業・土木業は活況を呈することが予想されています。
なかでも管工事は株式会社巽工業所の得意分野の一つで、水道関係の管の敷設もよく手掛けています。その水道関係の工事ですが、2024年4月に水道行政が約60年ぶりに機構改革されることが、業界で大きな話題となりました。
水道行政はこれまで公衆衛生に携わる厚生労働省の管轄だったのですが、各地の水道管が老朽化を迎えて更新が必要なことや、災害時のインフラ整備の必要性などを受けて、国土交通省に移管されたのです。
国土交通省に移管されたということは、各市町村経由で、各種地元の建設業・土木業がサポートをすることを意味します。コロナ禍では多くの業種が思わぬ停滞を余儀なくされましたが、土木だけは別で、どのようなご時世でも生活になくてはならない大切なインフラです。したがってこれからも安定した仕事のニーズが見込まれます。
■土木施工管理技士は未経験からでも取得できる!バックアップ体制が整っている環境で、着実にキャリアアップしましょう!
株式会社巽工業所は、秋田県大館市を拠点に50年以上の歴史をもち、土木工事・水道施設・配管工事など生活に欠かせない「インフラ」工事を手掛けている会社です。現在、一緒に秋田を背負い働いてくれる方を大募集しております。弊社では、以下の企業理念と経営方針を掲げています。
弊社はこれまでの実績により、「秋田を代表する企業100選」にも選出されています。配管を中心に設計~施工まで、幅広い現場と業務を経験できる会社です。ベテランによる丁寧な指導で、他社よりもスムーズに知識と技術を身につけることができます。
資格取得支援制度や資格手当、独立支援制度、各種福利厚生も充実している他、残業時間はほぼゼロを実現。しっかりと休みが取れて、社員1人1人が働きやすい環境が整備されているのが弊社の魅力です。
水道工事や空調設備に興味がある新卒・未経験者の方、知識や技術をさらに磨きたい経験者の方、どちらでも歓迎いたします。もちろん女性も大歓迎です。興味のある方はお気軽にご連絡ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
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