インフラとは?日常生活に欠かせないインフラ整備の重要性と将来性を紹介  

皆さんこんにちは!秋田県大館市を中心に水道施設工事・管工事・土木一式工事などあらゆる工事や施工を手がけている株式会社巽工業所です。


埼玉県八潮市で、傷ましい地面陥没が発生したことは記憶に新しいと思います。この原因は、水道管の老朽化。この陥没事故を受けて、首相が国交相にインフラ老朽化対策を指示したことも報道されました。

日経クロステック:「埼玉・八潮市で大規模な道路陥没」より


この事故をきっかけに、インフラの老朽化対策やインフラの重要性がさらに謳われるようになっています。とはいえ、インフラってよく聞くけどはっきり意味を知らない……という方もいらっしゃることでしょう。


今回は、私たちの生活に欠かせないインフラの解説と、インフラ整備に携わる仕事の将来性について解説します。



■インフラとは?そもそもどんな意味? インフラ整備はなぜ重要?



インフラとはインフラストラクチャーの略語で、私たちの社会の基盤となる施設や設備のことを意味します。具体的には、道路、上下水道、電力、ガス、通信、鉄道、橋、トンネルなどが該当します。


このようなインフラは、皆の日常や経済を支える重要な要素ですが、当然ながら老朽化します。したがってインフラ整備と維持管理は、健全な社会の発展ためには欠かせません。なぜインフラの整備が必要なのか、あらためて解説します。


・生活の質を支えてくれる

インフラに支障が発生したら、水やお湯が自由に使えなくなるので、トイレや風呂に支障をきたすことも。電気やインターネットが使えないなど、生活が一変してしまいます。


また道路や鉄道が整備されていることで、私たちは職場や学校、レジャーなど行きたいところを自由に訪れることができます。電車が止まってしまったり、通行止めが発生すると、途端に不自由になってしまいますよね。


このように私たちが今、当たり前のように営んでいる生活は、インフラが整備されているおかげなのです。


・経済活動を促進してくれる

経済活動もインフラのおかげで円滑に営むことができます。たとえば道路や鉄道が整備されていないと、物流がスムーズに行われず、欲しい商品も届きません。

電力やガス、水道も重要です。これらが安定して供給されることで、工場やオフィスが安定して稼働し、経済活動の促進を担っているのです。


・災害対策を講じる際に重要

インフラ整備は、災害対策においても重要な役割を果たしています。堤防やダムは洪水や土砂災害から地域や住まいを守ってくれます。電力網や上下水道、ガス管などの耐震化がなされていれば、地震が発生したあとも、水や電気を不自由なく使うことが可能です。

また建物や構造物の耐震化を図ることにより、地震の被害を軽減し、迅速な復旧活動を行うことができます。


過去記事

災害時のライフラインに欠かせない「緊急時用連絡管」ってご存じですか?


地震の可能性に備えておくべきことと、ライフラインはどれくらいで復旧するのか? を解説します。



■インフラ整備の将来性



このようにインフラ整備なくしては、私たちの生活は立ち行きません。そのインフラ整備ですが、国の事業としても技術的・予算的に注力している最先端の分野です。どのような展望があるのか見ていきましょう。


・老朽化対策に注力していく

現在のインフラは高度経済成長期に整備されたものが中心で、老朽化が問題となり、修繕・更新する必要があります。トンネルの補修や、上下水道の更新もその一つ。安全な生活や円滑な経済活動を営む上で、健全なインフラの維持は欠かせません。


・新技術が導入される最先端の分野

ちょっと前までは夢物語だったIoTやAIが手が届くものになり、インフラ整備においても導入が進められています。

IoTやAIを活用するスマートシティは、少子高齢化社会対策にも。ちなみに土木分野でも、エコマテリアルや再生可能エネルギーの導入、省エネ技術の活用も進んでおり、サステナブルなインフラ整備へ大きな一歩を踏み出しています。


・地域活性化の促進力となる

これから超高齢化社会を迎えるにあたり、地域社会の活性化という点においてもインフラ整備は重要です。

過疎化が心配される地域でも、交通インフラの整備や観光資源の開発により、観光客や移住者などの関係人口が増加し、地域の活性化が期待されます。


・インフラ事業の予算が増加している

このように、インフラ整備はこれからの社会を支える大切な基盤です。そのインフラ整備のための事業予算も年々増加しています。


例えば、2024年度の建設投資は、前年度比2.7%増の73兆200億円となる見通しですが、公共事業予算も増加。2024年度の一般会計予算(歳出)は112.6兆円ですが、そのうち公共事業費は6.1兆円を占めるほどです。


参考

けんせつPLAZA「令和6年度(2024年度)建設投資見通し


株式会社巽工業所では、そんな生活の基盤となるインフラ整備を軸とした公共事業を数多く請け負っております。日々の生活に欠かせない大切な仕事を一緒に行いませんか。


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■秋田県でのインフラ整備事業の状況は?



老朽化したインフラの修繕や更新、新技術の導入、地域活性化など需要が増加するインフラ整備ですが、仕事として携わることで、安定した雇用とキャリアアップが期待されます。


ひと口に建設会社や土木会社と言ってもさまざまですが、インフラ整備のような公共工事を多く手掛けている会社ですと、景気の動向に左右されにくく、安定した収入を得ることができるでしょう。


ちなみに秋田県内の令和6年度のインフラ整備に関する予算配分もみてみましょう。


・河川関係=約322億8400万円

 米代川や雄物川などの河道掘削や防災対策が含まれます。


・道路関係=約186億8800万円

 国道7号や国道13号の改良工事、交通安全対策が含まれます。


・港湾関係:16億円

 能代港や秋田港の浚渫や防波堤整備が含まれます。


そして令和7年度の下水道事業の予算は約6億円。「持続的な下水道事業の運営に向けて、計画的に施設の整備や更新、集約化等を推進する」ことが掲げられています。


前年の令和5年度も予算はほぼ変わらず、秋田県内におけるインフラ事業は安定したニーズがあるといえます。

一方で秋田県は高齢化が進んでおり、全国のなかでも最も高齢化率が高い都道府県として知られています。

令和5年の段階で、秋田県の高齢化率は39.0%。5人のうち2人は高齢者という状況で、令和32年(2050年)には49.9%、つまり2人に1人は高齢者となることが見込まれています。


インフラ整備は高齢化社会を支えるうえで必須と述べたように、秋田県でのインフラ整備は将来性に富んだ仕事で、これからの秋田を支えるうえで重要な役割を果たします。もしこの業界に飛び込むのなら、今が大きなチャンスと言えるでしょう。


未経験者でも資格を取得することでキャリアとお給料のアップが期待でき、社会の動向に左右されずに、しなやかに働くことができます。


未経験者でもきちんとスキルを身につけてインフラ整備のプロフェッショナルとして成長したい。経験者でもさらに技術と知識を身につけたいという方は、地元・秋田に根ざした巽工業所で一緒に成長しませんか?


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参照

国土交通省「令和 6 年度(2024 年度)国土交通省 秋田県内事務所の事業概要

美の国あきたネット「令和6年度予算の概要」「令和7年度当初予算案の概要

美の国あきたネット「秋田県の高齢者数、高齢者世帯数」より



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株式会社巽工業所は、秋田県大館市を拠点に50年以上の歴史をもち、土木工事・水道施設・配管工事など生活に欠かせない「インフラ」工事を手掛けている会社です。

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